日本葬送文化学会

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2月定例会
葬儀、すなわち死者儀礼は旧来から諸々の学問分野の注目を集めてきました。人類学や民俗学では国内外問わず各地における葬儀文化の変貌に対して研究を続けて各地域にて習慣があると結論つけてきました。しかし、現状は葬祭業が与える影響も無視出来ないとわかりつつあります。「死者儀礼をサービスとして提供する」を踏まえて「再び」皆さんと考えたいと思います。何故「再び」なのかは各々の葬祭業従事者は自らの観点を育み考えているので、もう一歩踏み込んだ議論をし、儀式(仕来り)、経済(カネ)、風習(各地習慣)などを全て結集し「死」を見つめ直したいと考えています。学問とビジネスのバランスをどこに置くかです。


日  時: 2008/02/25 18:30〜20:30
場  所: 東京文化会館4F 中会議室
出席者数: 24名+講師(田中氏)
講  師: 東京大学大学院総合文化研究科 超域文化科学専攻 博士課程 田中 大介氏
議  題:「再び儀礼を考える」〜死者儀礼と産業の関連〜

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