日本葬送文化学会は葬送に関わるすべての事象の研究を目的に設立されました。

日本葬送文化学会

ニュースリリース

3月定例会が開催されました

2016.03.20

3月18日に東京文化会館において、第一生命経済研究所主席研究員、博士(人間科学)の、小谷みどりさんを講師に招き、講演会『終活ブームの背景にあるもの』を開催しました。30名が聴講しました。

男はこうあるべき、女はこうあるべきというように、葬儀はこうあるべきと、終活セミナーでは、「べき」論で語られてしまうことが多い。今回の講演会では、過去20年の多くの統計資料を読み解き、なぜ今、家族葬、直送が増えたのか、自分の死を考える終活ブームが起きているのかを、「べき」論ではなく、社会の構造変化により、なるべくしてなった事を明快に説明していただきました。商業的な情報に死への不安をあおられ、不必要な準備をするのではなく、いま一度、安心で信頼のおける家族関係や友人知人との人間関係の構築が、幸せな生活に繋がると教えていただきました。

(開会に先立ち、故浅香勝輔先生の冥福を祈り参加者一同で黙祷を捧げました)

 

 

 

 

 

 

 

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