第109回歴博フォーラム「死者と生者の共同性-葬送墓制の再構築をめざして-」
2018.11.15
日本葬送文化学会の皆様へのご案内です。参加ご希望の方は各自、下記要項に従いお申し込みください。
第109回歴博フォーラム「死者と生者の共同性-葬送墓制の再構築をめざして-」
・日時
2018年12月15日(土)13:00-17:00、 2018年12月16日(日)10:00-17:00
・場所
早稲田大学 大隈記念講堂大講堂
・趣旨
散骨や樹木葬、合葬墓、一日葬、直葬といった急速に変わる墓や葬儀、また孤立死や墓の無縁化、引き取り手のない遺骨といった諸問題など、社会のあり方が変わる中で死をめぐる文化が大きく変容しています。こうした状況について、学問分野を超えて総合的に検討し、誰が故人を追悼するのかという死者と生者との関係性をとりあげ、その社会的課題を指摘するとともに、血縁にとどまらない新たな関係のあり方についても考察していきます。
・題目
12月15日(土)
◆I 無縁化への道程
13:00 開会挨拶 久留島 浩(国立歴史民俗博物館館長)
共催者挨拶 谷川 章雄(早稲田大学教授)
13:10 趣旨説明 山田 慎也(国立歴史民俗博物館准教授)
13:30 谷川 章雄「位牌・墓標と葬送」
14:00 朽木 量(千葉商科大学教授)「両墓制の終焉と死生観」
14:50 土居 浩(ものつくり大学准教授)「死者との社会構想あるいは妄想」
15:20 瓜生 大輔(東京大学助教)「デジタル時代の弔い方」
16:10 コメント 鈴木 岩弓(東北大学総長特命教授)
問芝 志保(筑波大学大学院博士課程)
16:40 質疑応答
12月16日(日)
◆II 縁なき人々の追悼
10:00 槇村 久子(関西大学客員教授)「無縁社会の3つの方向と共同性のゆ
くえ」
10:30 山田 慎也「近親者なき人の葬送と助葬」
11:00 村上 興匡(大正大学教授)「送骨と寺院」
11:30 コメント 森 謙二(茨城キリスト教大学名誉教授)
大場 あや(大正大学大学院博士課程)
◆III 縁なき方向へすすむ墓
13:20 鈴木 岩弓「〈二・五人称の死者〉の今後」
13:50 小谷 みどり(第一生命経済研究所主任研究員)「新たな死の共同性」
14:20 森 謙二「無縁墳墓改葬制度と墓地埋葬秩序の新構築」
14:50 コメント 村上 興匡
金 セッピョル(総合地球環境学研究所特任助教)
15:40 質疑応答・総合討論
16:50 閉会挨拶 山田 慎也
詳細は下記のサイトをご覧ください。
https://www.rekihaku.ac.jp/events/forum/index.html#109
参加希望の方は、下記フォームからお申し込みください。※定員600名
https://www.rekihaku.ac.jp/others/form_02/index.html
主催:国立歴史民俗博物館
共催:早稲田大学人間科学学術院
・連絡先
国立歴史民俗博物館 広報サービス室 広報・普及係
TEL: 043-486-0123