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日本葬送文化学会

ニュースリリース

6月定例会のご案内「マルティン・ルターの生と死」~宗教改革500年にちなんで~柴田千頭男

2018.05.24

6月定例会のご案内
講演『マルティン・ルターの生と死』­~宗教改革500年にちなんで~
講師 当会名誉会員 柴田 千頭男氏

16世紀に起こった宗教改革は、日本からすれば、はるか遠い西欧社会を根本から変えた出来事だが、それは日本と日本人にとっても無関係な昔話ではない。

和辻哲郎はその主著『鎖国』で、鎖国を日本の『悲劇』と呼んだが、宗教改革がなかったなら、ザビエルを先頭にしたキリスト教の渡米はなかったろうし、日本の近代形成に重大な影響を及ぼした鎖国は起きなかったかもしれない。

そういう世界的視点は別にしても、改革の中核にいたマルティン・ルターという希有の人物が、その生涯を通して示した生と死にたいする姿勢から、今日わたしたちが学ぶことは無限にあると言っても過言でない。

昨年はその宗教改革500年の記念の年だったが、この機会に、ルターの生涯から、三つのエポックメイキングな出来事を取り上げて、彼の姿勢から、わたしたちの今日の生と死の課題への示唆を学びたい。

 

講師略歴
1928年静岡県島田市生まれ。最終学歴:立教大学大学院
職歴:牧師としては日本ルーテル教団牧師。教師としてはルーテル学院大学、神学校で実践神学の教授として20年間教鞭をとる。
現在、名誉教授。新共同訳聖書の旧約聖書(ヘブル語)と旧約続編(ギリシア語)の翻訳者のひとり。
著書に『結婚』、共著に『現代葬儀事情』、翻訳書に『宣教に生きる教会』その他。

 


日 時:平成30年6月21日(木曜日)午後6時30分~午後8時00分
会 場:東京文化会館4F 〒110-8716 東京都台東区上野5-45
TEL03-3828-2111 FAX03-3828-6406 JR上野駅 公園口正面 徒歩0.5分
以上

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