6月定例会のご案内 「仏教世界から注目される台湾仏教」奥村善慧
2017.06.05
仏教世界から注目される台湾仏教
― なぜ台湾の仏教は求められているのか? ―
講師: 奥村善慧(真言宗僧侶)
日時: 平成29年6月23日(金曜日) 午後6時30分~午後8時
会場: 東京文化会館 4階会議室
東京都台東区上野5-45 電話 03-3828-2111 JR上野駅公園口正面
奥村善慧氏は15年間以上台湾に滞在し、仏教学者として台湾の大学教育と寺院教育に従事されていました。ミャンマーやタイでの出家経験を持ち、現代における仏教実践のあり方を模索しておられます。日本ではあまりクローズアップされない台湾仏教の姿とバイタリティーを紹介し、台湾仏教に日本仏教再生のヒントがあることを指摘していただきます。また、台湾における仏教と葬祭の関係や仏教とターミナルケアの関わりなどについても解説していただきます。
講師プロフィール: 昭和45年京都府生まれ。文学博士(大谷大学) 龍谷大学などで教鞭を執った後、佛光山の星雲大師の招聘を受けて台湾に赴く。佛光山が設立した佛光大学宗教学科の専任副教授となる。大学教育や研究活動に携わる傍ら、台湾仏教界の文教活動などにも携わり、佛光山文教基金会委員、霊鷲山宗教博物館策展顧問、中華民国内政部文化審議員など多くの役職を歴任。専門は部派仏教研究。平成29年、日本で出家得度。現在はアジア地域の開教師として活動を始めている