4月定例会のご案内「『葬式仏教』からお寺の未来を考える」薄井 秀夫
2017.03.27
4月定例会のご案内 会場が上野ではありません。ご注意ください。
講演会:「葬式仏教」からお寺の未来を考える
講師:薄井 秀夫氏(株式会社寺院デザイン 代表取締役)
薄井秀夫氏は、「10年後のお寺をデザインする」をキャッチフレーズに、2007年に株式会社寺院デザインを設立し、お寺のコンサルティングを開始しました。この間、仏教界は大きく変化し、多くのお寺は変わろうとしつつあります。しかし葬送に関しては、その改革の流れは芳しくなく、むしろ外圧によって、翻弄されているのが現実です。
同社は仏教界にむけて、お寺はどんな方向に進むべきかの提案をし続けてきました。そして個々のお寺をサポートし、住職や檀家にとって何が一番よいのかを模索し続けてきました。
特に「葬式仏教」に注目し、「葬式仏教には価値がある」「葬式仏教のアップデートこそ、仏教再生への道だ」と考え、お葬式を契機にしたお寺の再生・価値向上に取り組んでいます。
今回の研修会では、仏教界がいまどんな状況にあるのか、お寺はいま何を考えているのか、そして寺院デザインが提案している葬式仏教のあり方、お寺の未来について解説していただきます。
■講師プロフィール
薄井秀夫(株式会社寺院デザイン代表取締役) 昭和41年、群馬県生まれ。東北大学文学部卒業(宗教学専攻)。
中外日報社、鎌倉新書を経て、平成19年に株式会社寺院デザインを設立。
お寺のコンサルティング会社である寺院デザインでは、お寺の運営コンサルティング、運営相談を始め、永代供養墓の運営コンサルティング、お寺のメディアのサポートなどを行っている。近年は、葬式仏教や終活といった視点でお寺を再評価し、これからのお寺のあり方について提言していくため、現代社会と仏教に関心の高い僧侶らとともに「葬式仏教価値向上委員会」を組織して、寺院のあり方について議論を続けている。
■主な著作
『葬祭業界で働く』(ぺりかん社)『10年後のお寺をデザインする』(鎌倉新書)『人の集まるお寺のつくり方』(鎌倉新書)『寺院墓地と永代供養墓をどう運営するか』(鎌倉新書)『どこが違うの?お仏壇』(鎌倉新書) など
講演会終了後、同会場にてケータリングサービス利用による懇親情報交換会を開催いたします。会費は3000円です。どうぞご参加ください。
記
日 時:平成29年4月20日(木曜日)
午後6時30分~午後8時10分
会 場:ティアラこうとう 地下1階・中会議室
〒135-0002 東京都江東区住吉2-28-36 TEL03-3635-5500
都営地下鉄新宿線・東京メトロ半蔵門線 「住吉」駅 A4出口より徒歩4分
以上