日本葬送文化学会は葬送に関わるすべての事象の研究を目的に設立されました。

日本葬送文化学会

ニュースリリース

2月定例会のご案内 「日航機123便墜落事故における現地遺体搬送レポート」

2017.01.05

日航機123便墜落事故における現地遺体搬送レポート

 

講師 当会常任理事 村田和隆氏(東礼自動車株式会社 常務取締役)

 

1985(昭和60)年8月12日、東京・羽田空港発—大阪空港行日本航空123便が墜落事故を起こしました。群馬県上野村の通称御巣鷹山の尾根に墜落炎上したまま、機体は翌朝になって発見されました。

ボーイング747型ジャンボジェット機に搭乗していたのは、乗員乗客あわせて524名、そのうち生存者はわずか4名でした。生存者をはじめ続々発見された遺体は、墜落場所の上野村山中から約30km離れた群馬県藤岡市に自衛隊ヘリコプターで空輸されました。藤岡市内の体育館で検死、遺族との確認が行われた後、遺体はそれぞれ搬送されました。

村田さんは、事故当日夜には、現地入りの覚悟を決め、翌13日には、全日本霊柩自動車協会(全霊協)の職員とともに現地入りしました。全国から101社の霊柩車会社が集結し、遺体搬送支援は8月末まで続きました。現地本部の中枢を担った村田さんから、当時の生の遺体搬送の状況をお話していただきます。

記憶に遠くなりがちな事故といえますが、大規模事故・災害時における葬送関係者の役割を再確認する機会となると考えます。

 

日時:平成29年2月23日(木曜日) 午後6時30分~午後8時00分
会場:東京文化会館4階 中会議室2
〒110-8716 東京都台東区上野5-45 Tel 03-3828-2111 JR上野駅 公園口正面

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